PyCharmとDockerの開発環境でのコードフォーマット


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PyCharmとDockerの開発環境でのコードフォーマット

PyCharmとDockerの開発環境でのコードフォーマット

14インチのMacBook Proを新調してから開発環境をPyCharmとDockerで統一することにしました。Dockerはコンテナ単位で環境構築ができるので、ローカル環境を汚さずクリーンな状態に保てるのが良いですね。ただ開発環境をDockerに絞ったことで問題が発生しました。それはBlackやFlake8などのコードフォーマッターが使えないということ。

従来はvenvやpipenvなどの仮想環境にpipでBlackやFlake8をインストールして、File WatcherというPyCharmのプラグインでファイルを更新する度に自動でフォーマットする設定にしていましたが、Docker環境だとこのプラグインが動かずエラーになってしまいます。

BlackとFlake8のための仮想環境をvenvなどで作って適用させることもできますが、今回は開発環境をDockerに統一させるため、PyCharmに標準で備わっているコードの整形機能を使います。使い方は簡単で以下のショートカットキーを押すだけです。

⌥ ⌘ L

上記のショートカットは手動ですが、自動で整形させるためには⌘,で設定を開いてTools / Actions on SaveのReformat codeにチェックを入れて適用するとファイルの更新の度にコードが自動成形されます。

PyCharmでファイルを更新する度に自動でフォーマット

Macのショートカットでよく使う記号

記号修飾キー
command
option
shift
control

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