PyCharm 2023.2から追加されたBlackによるコード成形


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PyCharm 2023.2から追加されたBlackによるコード成形

PyCharm 2023.2から追加されたBlackによるコード成形

Pythonのコード成形で人気のBlackがPyCharm 2023.2から環境設定画面で設定可能になりました。従来はpipなどでインストールしていましたが、環境設定画面で必要に応じてインストールや設定可能です。

Blackのインストールと設定

環境設定 / Tools / Blackを選択すると、Blackがインストールされていない場合はインストールボタンが表示されるので選択してインストールします。

PyCharm 2023.2から追加されたBlackによるコード成形
Blackがインストールされていない場合はここでインストール

インストールが完了すると、コード成形を実行するタイミングを指定します。「On code reformat」はコード成形コマンドの実行時、「On save」はファイルの保存時にコード成形が実行されます。

PyCharm 2023.2から追加されたBlackによるコード成形
コード成形のタイミングを指定

従来のバージョンではpipでインストールしたBlackをFile Watchersを使ってファイルの保存時にコード成形を実行させることが多かったですが、今回のアップデートでインストールと設定が同一画面で設定可能になったのでわかりやすくなりました。


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