.gitignoreには書かずに自分の環境だけファイルを管理から外す
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Gitでは管理から外すファイルを指定するには、.gitignoreファイルを使用します。これは、Gitが無視するべきファイルやディレクトリのリストを書いたファイルです。.gitignoreファイルは、Gitリポジトリ内に置くことができ、すべての開発者が同じリストを使用することができます。ただし、場合によっては、.gitignoreファイルを使用できない場合があります。
例えば、PyCharmの.ideaやVSCodeの.vscodeなどは個人の開発環境に依存しているので.gitignoreファイルに含まれていないことがあります。このような場合は、.git/info/excludeファイルを使用することで.gitignoreファイルには書かずに自分の環境だけファイルを管理から外すことができます。
試しにPyCharmで生成される.ideaディレクトリ一式を管理から外します。
vim .git/info/exclude
コマンドなどで下記ファイルを変更します。追加できたら:w
で保存します。
.git/info/exclude
# git ls-files --others --exclude-from=.git/info/exclude
# Lines that start with '#' are comments.
# For a project mostly in C, the following would be a good set of
# exclude patterns (uncomment them if you want to use them):
# *.[oa]
# *~
.idea/
.gitignoreファイルはプロジェクトに含まれるファイルやディレクトリを無視するために使用し、.git/info/excludeファイルは、個人の開発環境でのみ無視するファイルやディレクトリを指定するために使用します。
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